接骨院廃業

廃業危機からの一発逆転

開業への道

去年から、ちょくちょくお手伝いしにきている翔子ちゃん、

独立を視野に入れ、退職のタイミングを計っている様子。

 

私と同じ地域での開業を目指していたが、物件が少なく断念。

違う場所での開業を目指し、とりあえず、初めの一歩として、

テナント探しをスタート。

 

市街化区域、用途変更、防火地域、消防法など専門用語が飛び交い1人でのテナント探しは困難を極める。

そう、介護施設(デイサービス)の施設基準は厳しい。

 

普通の不動産屋では空き店舗が、デイサービスとして利用できるか?までは把握していないので、「前は接骨院だったから」、「前は塾で、内装もエアコンも完備だからおススメ」などと、

デイサービスとしての基準を満たせない物件を紹介してくる。

 

元々の申請は車庫だが、それに入口つけて接骨院を開業していたから行政も大丈夫でしょうと、違法建築の物件を紹介し、後で、デイサービスの申請ができないこともある。

良心的な不動産屋さんは、敷金や礼金を返してくれるが、

ダメなケースもある。

 

他の士業(建築士行政書士、消防設備士など)の意見も聞かないと、確実にデイサービスで使える物件との判断ができない。

 この物件探しで、ハードルが高すぎると断念する人もいる。

 

結構、使えるテナントって少ないんです、はい。

 

でも、この苦労があると後々の知識となり、必ず役立つので、

しばらく翔子の物件探しに口出ししないで、様子見と・・・

 

※ 本業に戻ったので暇になるかと思ったら、なぜか忙しくて。

 

  ブログの更新さぼっていますが、やめてはいませんので。

 

        今日はここまで、おわり。

 

 

 

 

ご無沙汰しております。

諸事情があり、違う仕事のお手伝いをしていました。

その関係で介護事業からしばらく離れていましたが、やっと解放されたので、また、ダラダラと書いていきます。

 

違う仕事は座り仕事が多く、三回ほどギックリ腰になりました。

マジで結構きつい。患者様の痛みがよ~くわかりました。

 

ちなみに私は鍼灸師

 

自分で寸6の5番、2寸の10番を腰椎4.5周辺

仙骨周辺の痛みのあるところ、適当にブスブス突き刺す。

う~ん、鍼は効くな~。その後サウナでストレッチ。

 

しかし、ギックリ腰はきついですね~。

 

この時ばかりは、鍼灸師で良かったと実感しました。

 

あ~久しぶりに文章書いたら疲れました。

 

今日はここまで 終わり。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

柔整師の優位性

 

以前に少し書いた柔整師の優位性について、もう少し掘り下げて書いてみます。

 

柔整師の優位性

 

・そもそも、院を持っている。デイをやるスペースがある。

 

新たにテナントを借りてデイサービスを始める場合は、テナント代等の出費が出てしまいますが、接骨院スペースを利用できるならほとんど出費はかかりません。(利用者のプライバシー保護の目的で、パーテイション設置などを義務付ける地域もありますが、形だけ整えるなら額も大したことはありません。)

 

高額の患者集客セミナーや経営コンサルタントの相談料、2回分程度で捻出できる額だと思います。

 

現在、保険収入をメインとした接骨院ビジネスは破綻しています。ならば自費を収入のメインにと、延長マッサージや独自の整体と称しての施術・・・ 

しかし、軌道に乗るまでには時間がかかります。毎月通帳からの引き落とし額の穴埋めにもなりません。

 

そもそも、これで売上が回復しているなら、廃業する接骨院はありません。給料安くてと、違う道に進む柔整師もいません。

 

 

接骨院ビジネスの破綻は、コンビニや歯医者並みに接骨院が増えたことも原因の一つです。

 

隣の接骨院がデイサービスを行っていますか?

 

患者を奪い合っている近隣の接骨院が、介護保険に参入して
デイサービスを開業していますか?

 

参入者が少ないところにビジネスチャンスはあります。やがて、接骨院ビジネスと同じような道をたどるのでしょうが、自費が収入のメインとなるまでの時間、次の策を考えるまでの時間を少ない投資で手に入れることはできます。

 

人の行く裏に道あり 花の山
(投資の格言です)

 

ネットで稼ぐ方法、稼げる副業など、そもそも、今、自分が食えているノウハウを5万とか10万、ましてやそれより安い額で他人に公開するメリットは無いでしょ。人に知れ渡った段階で、その技術は終わるのですよ。

そう考えると、自分が得たノウハウで現在生活しているなら、その全貌が表に出ることはない。と私は思っています。

 

質問

じゃ、お前は何でブログにデイサービス書いてんだよ?

 

ん~、なぜなんだろう。 

明確な理由はない。

 

そもそも、こんなデイの話は少し調べればだれでもできるから、ノウハウにもならない。

 

とりあえず、全部書き終わったら、無料ブログから引っ越しして保存しよう。← 今ココ

 

  

接骨院の患者がそのまま利用者。顧客がいる。

 

以前は介護施設を利用するために、要介護又は要支援の認定を受けなければ利用はできませんでした。この認定には区市町村に認定の申請をしてから2.3ヶ月という時間が必要でした。

 

ですが、現在、各区市町村で行われている介護予防・日常生活支援総合事業(以下、「総合事業」といいます)は、簡単なチエックリストで該当者となれば総合事業の対象者となり、契約などの手続き終了後、すぐにデイサービスを利用することができます。

※ ほとんどの高齢者がチェックリストに該当します。

 

そう、この対象者こそが利用者です。その対象者は接骨院に通っている介護保険を持っている全ての患者さんなのです。

我々がデイを始める場合は、見込み利用者を確保している状態からのスタートとなるのです。

 

仮に、介護認定を受ける場合でも、2.3ヶ月すれば認定審査は済むので、デイ開始から逆算して3か月前に申請すれば、十分間に合う時間が確保できると思います。

 

 

 機能訓練の中身は、柔整のリハビリとほぼ一緒。

 

機能訓練の中身は接骨院で指導している筋トレを、そのまま行えばよいのです。ただし、計画書等の書類を作成しなければならない手間が増えますが、それほど難しいことではありません。

 

介護保険では一定期間ごとに必ず、実地指導という名目で現場を見に来ます。その際、書類が整備されているか?ということを確認していきますので、その点だけ注意しておけば大丈夫です。

 

柔整のカルテのように、まとめて書く、個別指導で呼び出された時に慌てて書く等は通用しないので、毎日書くように癖づければ
問題はありません。柔整のカルテとは違い、柔整師以外も書いてO.Kですので、皆で分担してやることもできます。

 

実際、私のデイも3回実地指導を受けていますが、指摘されることはありませんでした。

 

 

・どんな慢性疾患でも、広義の捻挫に持ち込める話術がある。

・マッサージをやりすぎて、痛くなってもごまかす話術。

 

機能訓練型のデイサービスだからといって、最初から最後まで筋トレしたら、次の日、すさまじい筋肉痛で動けなくなります。

利用者さん達は間違いなく、やめるタイミングを考え始めます。

 

良かれと思ってマッサージ長くやったら、逆に痛くなった。

これと同じ結果となります。

 

おしゃべり 7割           筋トレ    3割

 

この程度でも、定期的に通っていれば現状維持は十分です。

来年の同じ時期、同じことができていれば、その方のリハビリは
合格点でよいでしょう。それでも、もっとやりたいという方なら
訓練量を増やせばよいのです。

「楽しかったよ」「毎週来るのが楽しみ」などの言葉が出る環境なら、継続して利用してくれる方だと判断してよいでしょう。

安定した収入をもたらしてくれる利用者さんは、このような方々です。このような方々のレベルに合わせることが大事です。

 

まれに、年齢が若く、職場復帰を考えているという方がきます。

その時は、先生の持てる技術を全力で発揮してください。


明日の筋肉痛や、指導が厳しく辞めてしまうかも?は考えず、その方の社会復帰に必要なら、容赦なく鍛えてやってください。

 

差別してよいんです。その方のニーズに合わせて。

 

機能訓練型とはいっても、機能訓練に固執せず、楽しい時間を過ごしてもらえばよい。

利用者の笑い声が絶えないデイサービス。という考えで運営すれば、自然と利用者は集まってきます。

 

その時に必要となるのが、話術です。

 

慢性疾患を、捻挫と言い張る話術、この詐欺師的な柔整テクニックを、利用者さんを楽しませる事に使えば、毎月、一定の金が先生の口座に振り込まれると、私は確信しています。

 

 

医療保険介護保険は別なので、同業が利用者を紹介。

 

医療保険接骨院に通っていると、他の接骨院に同時に通えませんよね。でも、医療保険介護保険は違うので、他の接骨院にも通院できます。

また、デイサービスが終わった後、自分の接骨院に通うことも可能です。(デイの時間中に通うのはダメ。)

 

私の経験談ですが、支店のデイサービスは接骨院を併設していません。肩が痛い、腰が痛い等の利用者さんは、その方の近所の接骨院に紹介状を持たせる・事前に電話を入れる。このことを行っています。

(大っぴらには言えないのですが、柔整が対応できる疾患は、退院後のリハビリ依頼をしてくる病院や町の整形外科には紹介はしていません。理由は、柔整の施術の方が優れているからです。)

※ もちろん、必要があれば病院を紹介しています

 

特に見返りは求めていないのですが、紹介先の柔整の先生が利用者さんを紹介してくれます。

一時期、4.5件の接骨院の先生が毎月、複数人紹介をしてくれたこともあります。

その後も交流は続き、接骨院スタッフが見学に来たり、接骨院の飲み会や、その後のキャバクラもお声を掛けて下さいます・・・

(私、酒はほとんど飲まないのですが(-_-;)、友人の少ない私と、  お友達になって下さり、ありがとうございます。)

 

このように、近隣の接骨院と良い関係を結べるのも、同じパイの取り合いをしていないからだと思います。

また、柔整の将来を憂いでいる同志だからでしょうかね?

 

 

今日はここまで

 

 

 

 

 

月末の訪問者(2)

月曜日の朝、出社すると翔子ちゃんの車がまだ置いてある。

今日の勤務後にでも取りにくるのかな?

と、大して気にも留めないでデイサービスの扉を開ける。

 

翔子がいるではないか・・・

私 「今から出勤?」

翔子「この時間で間に合った?」

私 「私が出勤するのはこの位の時間。」

翔子「いや、翔子が出勤する時間」

私 「翔子?おまえの職場のシフトなんか知らんぞ。」

翔子「時間があるとき、手伝いに来るから。
  「バイト代とかいらないから、気を使わないでね。」

私 「絶句・・・・・       めまいが出てきそう」

 

 

翔子の考えを整理すると

 

・大学病院を退職してリハビリ型デイサービスを開設したい。

・〇〇市で開業したい。(うちのデイと同じ市内)

・デイ開設、運営のノウハウがないので勉強したい。  

 

本〇翼に笑顔が似ていれば,即O.K。スタッフにも受け入れるように、職権乱用,指揮権発動するのだが

 森〇中、お〇しま 似だしなぁ・・・

 

熟考するまえに、スタッフが出勤。

 

管理者談

金曜に飲みに行った時、色々話を聞きました。みんなで一緒に飲みましたが、他のスタッフとも気が合うので受け入れo.kです。大学病院の理学療法士作業療法士が勉強のために来てくれると、私たちの知識も広がるし、会社としてもお給料出すわけではないので、双方にメリットがある話なのでスタッフ全員o.kです。


涼しい顔して厚化粧、どや顔で言ってきやがる。まだ朝、化粧落ちしていないので眉毛もくっきりと描けている。威圧感あり。

 

ん~、反論の余地がない。

そもそも、翔子達とスタッフは初対面、初対面で飲みに行って気が合うって・・・話合わせてきた感がプンプンする。


反対すればその報復が、厚化粧スタッフ全員から必ずくる。
目に見えないかたちで報復される可能性もかなり高い。

 

柔整師が1人勉強に来るし、1人も3人も変わらないかな。

 

とりあえず、翔子達 受け入れo.kとしましょうかね。

 

 

       

               おわり。

 

 

 

 

 

 

 

 

  

月末の訪問者

8/31日、月末の超多忙な朝、柔整の先輩の娘、翔子ちゃんから、

今日デイサービスに見学に行ってよいか?との連絡あり。

「いやだ」とは言えず、翔子ちゃんと友人の突撃を食らう。

 

翔子ちゃんは、うちのデイサービスから30分程度離れた某大学病院の理学療法士。生まれつき足が悪く障害手帳を持っている。

名前を聞くと中川翔子を思いうかべる方もいると思うが、柔道女子78kg超級の選手をイメージするのが最適と思う。

 

その友人は、同じ勤務先の作業療法士。こちらは、ごく普通。

 

さて、このクソ忙しい時に、何しに来たのかと思っていたら、

「私、機能訓練型デイサービスに興味があって見学に来たの
お父さんが電話行ってるでしょ?」と。

 

さすが柔整師、体育会系。メールも電話も一切ない。
先方の都合も一切考慮していない。

ま、柔整の世界ですからね、ごく普通の出来事ですよ。
翔子も子供の頃から知っているので、まあまあ良いですよ。

 

じゃ、とりあえず適当に見学してなよ、と、後の対応を管理者(女性)に任せて私は事務所で仕事。

夕方前に顔出すと、まだ2人ともいた。

 

「今日仕事終わったら、スタッフと女子会するの。お酒飲むから車置いて行っていいでしょ?、kuriちゃんも一緒に来ない?」

なんか違うでしよ、翔子・・・・

なんか、やな予感するんだよな~

来週の月曜は出社するのやめようかな、自分の会社なのに

出社したくない気分。

 

今日は書類作成で多忙なので、    ここまで。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

売上比較の続き

 

前回の続きです。

 

機能訓練型デイサービス

午前・午後 各3~4時間の運営の大まかな収入額

 

売り上げ単価       (1単位を10円で計算)

要介護1 407単位    4126円  
要介護2 466単位    4725円
要介護3 527単位    5343円
要介護4 586単位    5942円
要介護5 647単位    6560円 

 

総合事業(各区市町村で単位に差) (1単位10円で計算)

要支援1(週1回) 1647単位  16470円     

要支援2(週2回) 3377単位  33770円

事業対象者(週1回)1647単位  16470円

事業対象者(週2回)3377単位  33770円

 

※その地域により加算率がありますが、その加算は考慮しない
額です。 (例 東京10.90% 埼玉10.14%) 

 

要支援、事業対象者は1月1回でも来れば、その額が報酬となります。(区市町村により、回数性のところもあります。)

詳細な基準はお住いの区市町村に確認して下さいね。

 

では、これを実際の売上として当てはめてみます。

実際に機能訓練型のデイサービスに通う人は、要介護1.2、要支援1.2 事業対象者の方です。それ以上の介護度の方で利用する方もいますが、売上計算からは除外します。

 

まず、要介護1.2の方は¥4126円(介護1の値段に合わせます。)

単純に計算してみます。

午前7名 午後7名 1日の利用者14名。(定員10名の7割。)

4,126円×14名=57,764円

週5日で月20日運営すると

57,764円×20日1,155,280円

 

接骨院売り上げと比較した場合(前回を参照)

1日30人、25日営業の金額 1,125,000円

1日40人、20日営業の金額 1,200,000円  

 

6割で計算してみます。1日の利用者12名

4,126円×12名=49,512円

週5日で月20日運営すると

49,512円×20日990,240円

 

接骨院売り上げと比較した場合

1日25人、25日営業の金額 937,500円

1日30人、20日営業の金額 900,000円   

 

 

要支援、事業対象者の計算をしてみます。

要支援1の額 16470円を基準にします。
(要支援2の額は33770円 要支援1の金額を2倍にすると16470円×2=33,480円 少ない額を基準とします。)

 

要支援1  条件は先程と一緒 

 16470円×14名=230,580円
要支援の場合月の定額のため、月曜日~金曜日の5日

230,580円×5日(月~金)=1,152,900円 

 

接骨院売り上げと比較した場合

1日30人、25日営業の金額 1,125,000円
1日40人、20日営業の金額 1,200,000円(-47,100円)  

 

 6割で計算

16,470円×12名=197,640円
要支援の場合月の定額のため、月曜日~金曜日の5日

230,580円×5日(月~金)=988,200円 

 

接骨院売り上げと比較した場合

1日25人、25日営業の金額 937,500円
1日30人、20日営業の金額 900,000円

 

※数字が間違えていたらすいません。

 

実際には、要介護1だけ、要支援、事業対象者だけ、ということはないので、売上は上記の金額よりは多くなります。また、参加者は週2回参加する方が多いので、利用日が複数となります。

 

私の場合ですが、まず、接骨院を開業しました。そして接骨院とデイサービス部分に仕切りを作り、お昼休みの時間にデイサービㇲを開始しました。

接骨院診療時間 午前9時から午後11時30分 午後は4時30分から
にして、デイの時間は12時30分~3時35分という運営です。

その運営だと、接骨院の従業員がデイ従業員と兼任ができるので、人件費がほとんどかかりませんでした。 

その後、利用者さんが増えてきたタイミングで、午前、午後の時間に変更して利用者さんを増やしました。

その時は、スタッフを増やし接骨院の診療と同時進行。

 

ここまで聞くと、接骨院でデイサービスができるなら?

と思うかもしれませんが、デイサービスの施設基準で専用のスペースが必要である。という条文があります。

これは、接骨院の施術室とデイサービスのスペースの併用はできない。ということなのです。

 

 

 

 

 

残念、

期待を持たせたら、申し訳ありません。が、

以下の文も読んでみて下さい。

 

 

 

 

 

現在、総合事業というのが始まり、接骨院をでやってない時間は、同じ場所を使ってデイをやってもよいですよ~という保険者(区市町村)が徐々に増えています。(最低1時間半以上必要)

仮に、お昼休み1時間半デイサービスができたら、生活楽になりませんかね?

 

柔道整復師は機能訓練指導員という介護保険の資格に、当初から組み込まれています。
(柔整の諸先輩方が築き上げた政治力 黒い歴史)

鍼灸師は機能訓練指導員には該当していませんでしたが、今回の法改正により、半年間デイでの機能訓練に携わった経験があれば、機能訓練士として認められました。

介護保険では全く役立たずの鍼灸師も、機能訓練指導員として

役に立つ時代が、やっときましたね。

(くどいようですが、私も鍼灸師!(^^)!)

 

 

介護保険法改正でデイ報酬がどんどん減らされているにもかかわらず、柔整の単価よりは全然上です。

 

デイサービスの報酬減といっても、柔整の保険よりはマシです。

 

ですが、何もない場所でデイサービスを一から立ち上げるのは、現在のデイサービスを取り巻く環境を考えると、ビジネスとしては確率が悪すぎます。高いリスクがあるビジネスです。簡単に参入してはいけません。

 

接骨院という箱と患者、機能訓練指導員という資格がある柔道整復師だからこそ、少ないリスクでの参入が可能です。

仮に、箱が狭く新たにテナントを借りてデイを立ち上げた場合でも、勝機はあります。

 

また、デイの収容人数は決まっているので、自分のところで受け入れができない場合、他のデイを紹介すれば、他のデイも同じように利用者を紹介してくれます。患者の奪い合いということは、ほとんどありません。

(※ 紹介はしてくれますが、必ず利用者になるとは限りません)

なぜなら、機能訓練に特化したデイは10名定員が殆どです。(理由は10名を超える定員は、看護師配置が必要になるため、人件費を考えると10名定員の利益率が高いからです。)

    このお話の詳細は、別の機会に書きます。

 

 

柔整師の優位性

・そもそも、院を持っている。デイをやるスペースがある。

接骨院の患者がそのまま利用者。顧客がいる。

・機能訓練の中身は、柔整のリハビリとほぼ一緒。

・どんな慢性疾患でも、広義の捻挫に持ち込める話術がある。

・マッサージをやりすぎて、痛くなってもごまかす話術。

医療保険介護保険は別なので、同業が利用者を紹介。         

・などなど

    優位性のお話も、またの機会に書きます。

 

機能訓練に特化したデイサービスが食えない?

 

一般に小さなデイサービスを開業しても、収支は赤字になる事が多いと思います。しかし、接骨院というツールを最大限に生かせば、まだまだ食えます。

 

デイサービス事業も食えない時が来ることも、承知しています。

 

接骨院延命の悪あがきににしかすぎない事も、理解しています。

 

でも、その時が来る前に、次の策を考える時間があります。

ある程度の資金も貯めることができます。

 

そして、保険診療を取り巻く環境が変わります。柔道整復師の技術が見直される時が必ず来る。と、私は信じています。

 

 

最後に

デイに興味があったり、たまたま、同じスペースを使って良い区市町村に院があるラッキーな先生、少しでも興味が出たらご自分の意志で調べてみたらいかがでしょう。

 

漠然とセミナーに出て、教えてもらう等の受け身の姿勢ではなく、自分の意志と行動で進むべき道を見つけて下さい。

 

もし、デイ開設とならない場合でも、柔整師を取り巻く環境や
現在の立場を、柔道整復師という狭い世界からではなく、もっと広い視点で見るきっかけとなることができれば、

 

先生にとっての一発逆転のチャンスが必ずあるはずです。それは、柔道整復師以外の職業を選択する機会となるかもしれませんが・・・

 

他にやりたいことが見つかれば、とっとと廃業してそれをやればよいのですよ。

 

そしてまた、この仕事に戻りたくなれば、戻って来ればよいだけのことですから。

 

でも、バカなことだけは絶対考えないで下さいね。

一度や二度の失敗なんて、全然大したことないですよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 今回はここまで。 おわり

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

売上比較

小さいリハビリ型のデイサービスは儲からない、赤字だ。

マスコミの報道でも小さいデイサービスは収支が赤字となり、倒産が増えている。と、言われています。

 

そうでしょうか?

 

ヲタクが分析してみます。ですが、独断と偏見による分析ですので、後々、虚偽の文章で損害を受けた等の責任は一切持ちません。また、損害賠償しろと、いきなり裁判所に話を持っていくと、私のところに特別送達で郵便が届くので勘弁して下さい。

 

では、ご理解をいただけた方のみ、私の独断と偏見の作文をお読みください。

 

接骨院保険診療

1人の値段¥1,500円とします。

(ほとんどの請求は1~3部位の範囲だと思います。それに多少水増しして、平均¥1,500円とします。)

 

1日の来院数 20人×1,500円=30,000円

20日営業   30,000円×20日 =600,000円

25日営業   30,000円×25日 =750,000円

 

1日の来院数 25人×1,500円=37,500円

20日営業   37,500円×20日 =750,000円

25日営業   37,500円×25日 =937,500円

 

1日の来院数 30人×1,500円=45,000円

20日営業   45,000円×20日 =900,000円

25日営業   45,000円×25日 =1,125,000円

 

1日の来院数 40人×1,500円=60,000円

20日営業   60,000円×20日 =1,200,000円

25日営業   60,000円×25日 =1,500,000円

 

1日の来院数 50人×1,500円=75,000円

20日営業   75,000円×20日 =1,500,000円

25日営業   75,000円×25日 =1,875,000円

 

家賃¥100,000~200,000(開業する場所により異なる)

最低賃金 ¥958円~¥737円(平成29年10月1日発効)

 

家賃       ¥150,000円(家賃の幅の平均)

従業員給料    ¥200,000円

リース代  ¥80,000円

借入金返済 ¥80,000円

光熱費等  ¥30,000円    合計 ¥540,000

 

多少の前後はありますが、従業員を雇用すると、約¥500,000円程度の支出が毎月考えられます。(家賃、支払い給料の幅があるため4万はカットしました。)

奥様やご家族、又は特殊関係人(愛人)をこき使った場合

約¥300,000万の支出。

 

現在、コンスタントに月平均、毎日20名が来院し、25日の営業を行った場合、750,000-500,000=250,000円 年収300万

何とか生活は成り立ちます。

 

毎日25名の来院で、25日の営業

937,500-500,000=437,500 年収 525万

少し余裕のある生活です。

 

毎日30名の来院で、25日の営業

1,125,000-500,000=625,000 年収 750万円

結構いい暮らしができます。

 

※ なお、交通事故、自費診療分は考慮していない計算です。

 

以降の計算は各自でお願いしま~す。患者を増やすためにはスタッフを増やさなければならなくなり、人件費が増えます。また、自費診療を行うためにも、スタッフ増員は必須です。

昔の接骨院経営は、この方式で余剰金を、更なる発展にむけて投資し収入を増やし、ベンツ購入、愛人を囲う等、結構いい暮らしができました。

 

私もそうなのか?、私は資格ヲタクなので、大型書店に行き次のターゲットとなる資格取得に向けて書籍を大人買いして、漫画喫茶(当時は漫画喫茶と呼ばれていました。)の常連となり、それなりに楽しんでいました

人の楽しみ方はそれぞれ・・・ ということで。

 

 

疲れたので今日はここまで。       

 

                       つづく