交通事故後遺障害(2)
こんにちは、ヲタクです。
前回の続きです。
被害者 20歳 女性 大学生
事故日は平成30年6月〇〇日、道幅同程度のT字路で、加害者は軽自動車、被害者は自転車で出合い頭に衝突をし、意識混濁、顔面部裂傷の症状が見られ、救急搬送にて2泊3日のお泊り。頭部の異常や骨折等はなく、顔面の裂傷と全身打撲での痛みはあるものの、大事には至らなかったという、ケースです。
私も後に、実況見分調書の謄写(不起訴後に入手)で加害車両の写真を見ましたが、ボンネットは凹み、フロントガラスは大きく割れていたので、この程度の怪我で済んだのは不幸中の幸いだったと思うくらい、大破していました。
私だったら・・・・
全身打撲の治療のため、毎日せっせと接骨院に通院。
日々のライフワークに無理やり捻じ込むのですが・・・
被害者は20歳の大学生、「痛いけど、めんどいから行かない。」
と、私の接骨院の前を毎日のバイトで通るのですがね~
バイト代よりも補償のほうが・・・??
私の心の叫びを、発声するわけにもいかず~
無理強いも出来ないので ('_') (/_;) (T_T) (;_;) (;_; (;_:) (;O;) (:_;)
さて、退院後しばらくすると、相手方保険会社から、壊れた自転車、破れた服や破損した物、入院時の雑費、交通費、駐車代等の請求をして欲しいとの連絡あり。
(事故と関連する物の写真は必ず撮影しておいて下さい。また、関連する領収書も全て保存しておくとよいです。すべて請求)
郵送後、二か月以上経過しても保険会社から連絡がないので、
担当者に連絡すると、「失念しておりました。、誠に申し訳ございません・・・」と。つまり、放置されていたらしいのです。
笑~ まあ、ここが勝負所ではないので。
チームヲタクの動きとして、
(柔整師の得意技、根回し、談合などなど、日常業務において身につけた、知恵と技をフル活用して作戦を練りましょう。でも、一番の得意技、恫喝、脅し、身内と称しての電話攻撃はダメです。今の時代、面倒なことになるので・・・、まあ、一度きりしかない人生、別荘の飯も食ってみたいという強者なら、どの程度で別荘にご招待されるのかを探ってみるのも良いですが。)
事故後すぐに被害者側の車の任意保険での弁護士特約(日常生活・自動車事故)と、個人賠償責任特約の加入の有無の確認をしてもらいました。任意保険の加入者はその子の親でしたが、この特約加入で、被害者となった娘さんも使うことができます。
また、個人賠償責任特約に加入しているため、事故の過失割合が出て、車の修理代を負担することになっても、保険でカバーされるので持ち出しはありません。
今回の事故は双方ともに動いている時の事故ですから、過失0は無いと考えてください。特約を使うだけでは来年度の保険の等級も上がらないので、即、相談や依頼をしてください。
弁護士特約を使って依頼する弁護士先生は、知り合い、損保会社からの紹介、無料相談で担当された先生でも、自由に選ぶことができますので、お好みで依頼するとよいでしょう。
弁護士特約での費用の上限は300万となっていることが多いですが、滅茶苦茶高額な額の請求をしない限り300万はいかないでしょう。弁護士報酬も損保会社独自の規定があるので、依頼先弁護士による料金の差はないと思います。
正式な依頼をする前に相談に行った時の相談料も保険で出ますので、結構お得な特約です。
早速、ヲタクの知り合いのセンセに依頼。
数日後、センセの現場確認に同行しました。
(道幅などを写真で撮影)
たまたま、飲む約束をしていて、そのついでに現場に行ったのではありません。
退院以降の治療の流れとしてとして、脳神経外科での頭部の経過観察と形成外科での抜糸のために、数回の通院が必要なこと。
1年後に破傷風の予防接種をして、全ての治療が終了との全体的な流れが見えてきました。
全身の打撲も徐々に快方に向かっているので、ヲタクの出番はなしです。でも、顔の傷は残りますが大きな怪我にならなくて良かったと、本心思いました。
(私の懐に金が入らなくてもです← あまりない。)
でも、足首の捻挫で来院し、接骨院スタッフから事故の治療はしなくてもよいのですか?と、一度だけ電話がありました。
捻挫じゃなくて、事故の治療をさせろよ~とは、全く思わなかったと、一応書いておきますが。 (;_;) (;_;
さて、保険会社への対応ですが、とりあえず弁護士が介入していると、今言う必要はないので、しばらくは親が窓口となり、保険会社とのやり取りを行う。
半年経過後、後遺症の診断書を取り、弁護士が直接請求を行うという作戦が決まりました。
では、この続きはまた。
※ 任意保険の弁護士特約と個人賠償はお勧めです。
自分の契約内容を確認してみて下さい。